ワキガによる臭いの問題で複雑なのが、人によって臭いの感じ方が違うということです。
人によって慣れているニオイなのか、そうでないニオイかによってニオイの対する不快感のようなものが違ってくるということです。
具体的にどういうことかというと、体臭が強いといわれている海外ではワキガが問題になるということはないです。
これって外国人と日本人のニオイの感じ方の違いの典型的な一例と言えるのではないかと思います。
そもそもワキガって民族によって発症割合が違ってくるんですよね。
外国人のワキガ体質の割合とは
外国人にはワキガの人が多いと言われているのは何となく知っている人も多いと思います。
では具体的に外国人でワキガという人の割合はどれくらいなのでしょうか?
色々な諸説がありますが、下記のような感じになるようです。
外国人のワキガ割合
黒人 ほぼ100パーセント
白人 70から90パーセント
こうして見ると、欧米系や黒人系の人たちのほとんどがワキガだということがわかります。
ワキガは遺伝的な要因で体質として引き継がれるというのは有名ですが、これだけの割合の人がワキガの場合には、普通にワキガが子供に引き継がれるのでワキガの人がいるのが当たり前の生活になります。
こういった外国人のワキガ割合と比べて日本人のワキガ体質の割合はどのようになっているのでしょうか?
日本人のワキガ体質の人の割合とは
日本人のワキガ体質の人の割合は10から15パーセントくらいだと言われています。
海外と比べると明らかに少数派ですよね。
ワキガの人の割合がこれだけ少数派だと、ワキガの人のニオイは非常に目立つようになってしまうので、それだけワキガの臭いを気にする人が増えるということにつながります。
やはり普段から慣れてないようなニオイを嗅ぐと、どうしてもそのニオイが強く感じるのは仕方のないことですよね。
実際に自分のニオイは分からないというのは普通のことで、ワキガで悩んでいる人も、自分でワキガであるということに気づけないというのがいい例ではないでしょうか。
ワキガのニオイが当たり前の外国人と、ワキガ体質の人が少数派の日本ではにおいの感じ方が根本的に違うということです。
日本人のワキガ体質の人はこれから増えてくる?
日本人のワキガ体質の割合は小さいように感じますが、中国人や韓国人などではワキガ体質の人は5パーセントくらいだとされています。
こういったことからアジアの中では日本は比較的ワキガの人が多い国だということがわかると思います。
そういった意味ではワキガの人の割合が少ない中国や韓国でワキガの人が暮らすのはストレスが溜まりそうな感じがしますね。
そうした中でこれから日本のワキガ事情が気になる人も多いのではないでしょうか。
私の個人的な見解ですが、これからワキガの人はさらに増えてくると思います。
近年では国際結婚も増えてきて、ハーフの人も珍しくなくなってきています。
テレビでもハーフの人が多く出演するようになっていることからも何となく国際化を実感する人も多いのではないでしょうか。
国際化が進んで国際結婚が進むと、外国人のワキガの遺伝子を引き継ぐハーフの日本人も増えてくるのでワキガの人の割合も増えてきます。
ただワキガの人が増えてくるというのは悪いことばかりでもないです。
ワキガはコミュニティによって臭いの感じ方が違う
海外を例に挙げると、黒人や欧米人の国でワキガであることを気にしている人はいるでしょうか?
人口の9割近くの人がワキガという国で、体臭を治療しようとする人はいないというのが普通のことです。
嗅覚は同じ臭いをかいでると反応しなくなる性質を持っているので、街中がワキガの臭いで溢れていれば、それは気にする臭いではなくなるということです。
つまり国際化が進んで日本でワキガの人の割合が増えてくると、ワキガが当たり前のニオイになって、嗅覚がワキガのニオイに麻痺するようになって感じなくなるということです。
そうなってくるとワキガで悩む人もいなくなり、子供がワキガでイジメられることもなくなります。
こうしてみると悪臭の定義というのはコミュニティーによって大きく変わってきます。
そのためワキガの治療の際には、本当に治す必要があるのか客観的な検証が必要になってくるのです。
つまり第三者の意見というのが必要になってくるということです。
最近ではスメルハラスメントなどを気にして、ワキガ手術をしようと病院に来る人がいますが、医師が診察するとワキガではないというケースもあったりするので不安なら一度医師に見てもらうといいかもしれないですね。
当サイトではワキガ手術に対応している病院や、ワキガ対策の商品なども紹介しているのでよかったら下記から参考にしてください。