ワキガで悩んでいる人は結構多いと思いますが、病院に行くといきなり手術をすると思っている人もいると思いますが、実際はそうではないです。
ワキガで手術をすることになると、仕事などにも影響がでるようになるので、いきなり手術というのは困ると言う人もいると思います。
ではワキガで病院に行ったらどのようなことを行うのでしょうか。
ワキガで病院に行ったとしても、3人に1人くらいは治療が必要ないケースがあります。
具体的には臭いが強くない人の場合は、生活習慣を見直すだけでもかなり臭いを押さえることができるので、手術はワキガ改善の手段の一つになります。
ワキガの臭いの状況を知るのが目的
ワキガで病院に行ってまず行うことはカウンセリングになります。
まずは自分のワキガの臭いがどんな感じなのかを知る必要があります。
人によってはワキガだと思っていたら、実際にはそうではなく、自分がワキガだと思い込んでいたというケースもあります。
手術を行う、行わないにしてもワキガの臭いの状況をしっかりと知る必要があります。
当サイトではワキガ治療の病院選びについても述べていますが、カウンセリングだけだと受け付けない病院や、カウンセリングを終えても費用がはっきりとしないような医療機関の場合はオススメすることはできません。
とりあえずは臭いの状況を客観的に理解するためにもカウンセリングを受ける価値はあると思います。
ワキガや多汗症のカウンセリングで聞かれる事
ワキガや多汗症の手術前にはカウンセリングが行われるのが通常ですが、患者から医師に質問するして疑問に答える一方で、医師から患者さんに確認する質問があります。
具体的には下記のようなことを聞かれると思います。
ワキガや多汗症の病院治療で確認される事
- 現在かかっている病気や過去にかかった病気について
- 過去1ヶ月以内に飲んだ薬や現在飲んでいる薬について
- 妊娠している可能性がないのか
- 体質的にケロイドや傷が治りにくく跡が残りやすいのかどうか
上記のようなことは手術での治療を行う前にはしっかりと確認しておくことが必要になってきます。
現在かかっている病気や過去の病気を聞く理由
現在あなたが何らかの病気にかかっていたり、そのための治療を受けていたりすると、手術ができない場合があります。
さらに過去の病気でも、かかった病気によっては手術ができなかったり、あるいは危険を伴う場合があります。
具体的には血友病は出血すると血液が固まらないという病気ですが、こういった病気がある場合だと、ワキガや多汗症を含めた外科手術自体をすることができないです。
心臓病の方や高血圧症の人の場合は、麻酔をかけた時にショック症状を起こす可能性があるので、事前に医師と十分に相談することが必要になってきます。
また糖尿病治療中の人の場合も手術全般が受けられない可能性があります。
糖尿病の場合だと傷の回復が非常に遅くて場合によっては化膿する可能性があるからです。
こういった病気は非常に大きな項目なので事前にしっかりと病院に申告しておくことが大事です。