スソワキガのセルフチェックの方法を載せています。スソワキガはアソコのニオイで女性にとってはかなり深刻な問題です。
アポクリン汗腺は腋の下だけではなく、耳の中、おへその周り、乳首、陰部にも広く分布しています。
そのためワキガ体質の方は腋の下以外の部分にも注意が必要になります。
どういう事かというと、ワキガ以外の場所での臭いにも警戒する必要があるという事です。
スソワキガとはどのようなもの?
スソワキガとは陰部がワキガのように臭うという体質で、場所が場所だけに、他人が指摘できないというだけでなく、本人もなかなか治療に踏み切ることができない深刻なワキガになります。
ニオイの問題と言うだけでもデリケートなのに、それが陰部ともなると夫婦であってもなかなか指摘できないものです。
そのためもし夫や恋人が指摘してくれたとなると、それは真剣に受け止める必要があると考えたほうがいいです。
実際にスソワキガなのに、オリモノ臭や生理臭と混同してしまい、誤った治療をしていたというケースも結構多いです。
また臭いはその場にしばらく居ると慣れてしまって嗅覚が麻痺してしまいます。
スソワキガに限らず、ワキガなどの体臭は、本人はまったく気がつかず、周囲の人がその臭いに戸惑って顔をしかめるということが多いです。
スソワキガは自覚症状がない場合がある!
スソワキガの一番厄介なところは、本人に強い自覚症状が感じられないところです。
ただ逆に自分自身が気にしているという場合には気にし過ぎのケースも実は結構あります。
というのも元々陰部自体が臭い易い場所と言うこともあるからです。
また客観的に判断する方法が無いので、匂いへの恐怖が増大しがちになります。
それは常に自分の臭いを嗅いでいるので、強い臭いであっても嗅覚が麻痺しているのが大きな原因です。
これまで異性と交際していて、最初はうまくいっていたのに、性的な関係をもつようになったら急に恋人が離れて行ったというケースはありませんか?
もしかしたらそんな場合は、スソワキガに原因があるかもしれませんよ。
意外と誤解している人がいるのですが、スソワキガは性病ではなく、治療をする際にも陰部そのものを治療するわけではありません。
陰部周辺の陰毛の生えている部分に原因があり、治療をします。
スソワキガのセルフチェックの方法
スソワキガはアソコのニオイなので、誰かに判定してもらうのはかなり恥ずかしいです。
相手が医師でもちょっと躊躇するする人が多いのではないでしょうか。
特にニオイの問題なのでなかなか相談しにくいと感じている人は多いと思います。
そこでスソワキガを自分でセルフチェックする方法についてポイントを絞って解説しようと思います。
スソワキガのセルフチェックでは下記に注目すると判断しやすいです。
スソワキガのセルフチェック
- 下着に黄色いシミが付いている
- 恋人からニオイを指摘された
- おりものの臭いが酸っぱい匂いではない
- 耳の垢が湿っている
- 親や親族にワキガの人がいる
- 陰部の毛が濃くて広範囲
下着に黄色いシミが付いている
下着の黄ばみのシミでスソワキガかチェックするというのは結構有名な方法ですが、おりものや尿などによっても黄ばみが出るので、それだけでは判断が難しいです。
そのためコットンなどを使って、尿道や膣穴部分ではないIライン部分に張って1日くらい過ごしてみてください。
そしてお風呂に入る前くらいにそのIラインに貼り付けたコットンのニオイをチェックするのです。
これなら尿やおりものなどの影響を受けずに、スソワキガなのか判断することが可能です。
もし黄ばみや特徴的なニオイがあるようならスソワキガの可能性が高いです。
恋人からニオイを指摘された
恋人からの指摘は第三者の意見として非常に明確なものなので、スソワキガの可能性が高いです。
自分ではなかなか自分の体臭について分からない部分がありますが、他人からするとかなり明確にニオイを感じるので、可能性は高くなります。
ただ場合によってはおりものや生理などのニオイも混じっている可能性があるので、それだけでスソワキガだと断定することはできないです。
また場合によっては性病の可能性もあるので、ワキガなどのニオイをとは違うと感じたら診察を受けるようにするといいです。
おりものの臭いが酸っぱい匂いではない
スソワキガのニオイをおりもののニオイと混同してしまうケースもあるので、混同しないようにする必要があります。
下着やナプキンなどについているおりもののニオイが酸っぱいような場合にはスソワキガではない可能性があります。
おりもののニオイは膣からの分泌物のニオイだといわれているので、スソワキガのニオイとは別物です。
ただこういったニオイでない場合にはスソワキガの可能性があるので注意が必要です。
耳の垢が湿っている
ワキガのチェック方法と共通する部分ですが、スソワキガの原因になっているアポクリン汗腺と呼ばれるニオイ汗が出る部分は、限定されています。
ワキやアソコなどはアポクリン汗腺だけでなく、普通の汗が出るエクリン汗腺も分布しているので、汗のニオイと混じって判断が難しい場合があります。
ただ耳の穴はアポクリン汗腺しかないので、ここが湿っているということはアポクリン汗腺が活発に活動しているということになります。
アポクリン汗腺が活発だということはワキガ体質である可能性が高いので、スソワキガである可能性も高くなります。
親や親族にワキガの人がいる
ワキガは遺伝しやすい性質を持っているので、親族や親がワキガの場合にはその性質が遺伝している可能性が高いです。
片親がワキガなら50%の確率でワキガになり、両親がワキガなら80%の確率でワキガになるといわれています。
つまり遺伝的にワキガのある家系の場合には、自分もワキガ体質である可能性が高くなり、ワキガ体質であるということはスソワキガである可能性もあるということになります。
陰部の毛が濃くて広範囲
陰毛が多いとそれだけ汗腺の数が多いということになってきます。
また毛深いとそれだけニオイが篭りやすくなるけでなく、蒸れてくるのでニオイが強くなる可能性があります。
陰毛が濃いだけではスソワキガだと判断できないですが、汗腺がそれだけ多く分布しているということになるので注意が必要になってきます。
これらのスソワキガのチェック項目に複数該当するような場合には、スソワキガの可能性がかなり高いと思うので、病院で診察してもらうか、何かニオイ対策を行ったほうがいいです。
またスソワキガだということはワキガ体質であるということなので、合わせてワキガ対策も行うようにしたほうがいいかもしれないです。
スソワキガの臭いが判定しにくいケースとは
陰部の臭いで悩んでいる人は多いですが、その中でも結構多いのが性交渉の後が臭いという悩みになります。
こういった場合はスソワキガ以外の可能性があったりするので、臭いの可能性はさまざまになります。
アポクリン汗腺はもともとはフェロモンを発する器官とされているので、緊張や性的な興奮と大きな関係があるとされています。
そのため性交渉がアポクリン汗腺を活性化させた可能性は十分にあります。
他にも性交渉によって膣内にあるオリモノや老廃物が外にあふれ出てしまうと言う可能性も十分に考えることができます。
こういった場合の臭いの原因には、膣内の炎症や感染症の可能性も考えることができます。
また膣液が臭い可能性もあります。膣液は血液から作られるために、血中の臭い成分に強い影響を受けがちになります。
食物からのニオイに大きく影響されるので、にんにくなどのニオイの強い食品などを食べると膣液も臭うことが考えられます。
上記のような理由があるので、陰部が臭いからといって一概のスソワキガと判断するのは難しいと言う現実があります。
そのため上記の中の理由を一つ一つ潰していくことが必要になってきます。
膣内を清潔にしておりニオイの強い食品を控えていて性交渉をしてもニオイがある場合にはスソワキガの可能性が高いです。
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